ギターのテクニックでスラーは音階と共にとても大切なトピックです。
練習はなるべくシンプルなものをよい感覚で反復する事が大切です。
簡単にポイントをまとめてみました。
①各指のバランスを均一にする。
指は、それぞれ長さが違うのでどうしても力や動きに偏りが生じます。
小指、薬指は人差し指、中指に比べてあまり思う通りには動かせないのではないでしょうか?
なるべくこの差をなくす事が大切です。
ただし、指の筋力を鍛えるというよりは、無駄な力みをなくしていくといった方が表現が適切な気がします。
思うように動かないから、余計に力を加えて動かそうとしてしまいますが、それでは上手くいきません。
必要最低限度の力の加減を知るために練習するというイメージです。
②量が大切。
基礎練習はギターテクニックの上達に直結する練習ですから、とても丁寧に考えながら練習して行く事が大切です。
まずは、ある程度動かし方やフォームを覚えたら、指を沢山動かして指に動きを覚えこませる必要があります。
ここでの量は、継続的な量です。
1日5時間を時々、ではなくて、1日5分を1年間やり続けることが大切です。
絶えず指に刺激を与える事が結局は上達につながります。
初心者の段階で完璧な動きやフォームはできないので、まずは動かしていきましょう。
③質はもっと大切。
ある程度テンポどおりに弾けるようになったら、ここで更に1段意識を働かせます。
指の力をもっと抜いてみたり、意識を指ではなくて腕にもっていったり、、肩にもっていったり、、、、
それまでとは違った感覚を試していきます。
指の練習の為に指以外の部分を考える。これは結構大切です。
始めた頃と同じ事を何も考えずに続けるのではなくて、常に新しい感覚を取り入れながら量を重ねていく。
これが最短の上達方法だと感じてます。
また伴奏音源は、Fリディアンのサンバアルペジオ伴奏です。
右手の指使いの練習に最適です。
伴奏音源はアドリブ練習の伴奏音源としてもお使い頂けます。
ぜひトライしてみてくださいね。
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