日々の音階練習の大切さを改めて感じていますが、なるべく楽しく音階練習できるような伴奏を録音しました。
伴奏は比較的テンポが遅いロマンチックなSambaに多い(Samba canção)を演奏している時のイメージで演奏しました。
Sambaに初めて触れた時に一番衝撃だったのは、自分の時間感覚が揺り動かされた事でした、今になって思うとそれが、スイングだったんだと思います。
スイングしている音楽には「ゆったりと速い」相反する感覚が共存しています。
それはテンポと密接に関係しながらも、違う時間軸で存在しています。
なので、(スイングしている音楽には)速いテンポの音楽の中にはゆったりしている部分があり、遅いテンポの音楽の中には速い部分が必ずあります。
遅いテンポだからといって全てが遅い訳ではないんですね。
音楽は目に見えないので実態を捉えるのはとても難しいです。が、だからこそ面白いものだと思います。