今回はm7b5コードを取り上げます。
このコードは「マイナーセブンフラットファイブ」と読みます。別名で「ハーフディミニッシュ」とも呼ばれます。
単体で鳴らすとかなり暗いサウンドですが、曲の中で然るべき場所に配置されるととてもドラマチックで美しいサウンドになるコードです。音楽には不思議なことが沢山あります。
音は「1」「b3」「b5」「b7」です。
これまでと同じく「1」の音が何弦にあるかを頼りに、フォームを覚えてください。
今回初めて「5」の音に変化が生まれました。
これまで紹介したサウンドとはまた全然違う感じに聴こえる方もいるかもしれませんね。
私の感覚では
「この世の中を支えていた何か大切なものが大きく変化してしまった、、、、」
みたいな大きな変化があった印象があります(笑)
余談ですが、コードは楽器で演奏するだけでなく、アカペラ(自分の声のみ)で歌えるようにするととても良い
イヤートレーニングになります。
慣れれば結構できるようになりますが、「5」の音が変化している和音はなかなか難易度が上がります。
それくらい大きくな変化なんですね。良かったら自身で試してみて下さい。
練習の手順です。
・楽器でコードの「1,3,5,7」を順番に1音づつ弾けるようにする。✴︎アルペジオと言います。
・楽器の音と一緒に歌ってみる。
・慣れてきたら楽器は「1,3,5,7」を同時に鳴らす。そして歌でアルペジオ。
・最後は楽器で「1」の音だけ弾いて、それを頼りにアカペラでアルペジオ。
トライしてみて下さいね!
〜コードインバージョン(転回形)に挑戦しよう🎵中・上級者に贈るコード理論〜