第7回目はm△7コードを取り上げます。
このコードは「マイナーメジャーセブン」と読みます。名前からは明るいのか暗いのかよく分からないコードですね(笑)実際のサウンドはかなりの緊張感で刺激的です。普段からそこまで出てこないコードですが、ここぞという時にとても世界を作れるコードです。ぜひトライしてみましょう♪
音は「1」「b3」「5」「7」です。
初回に取り上げた「m7」と「1,b3,5」は同じです。
違いは「7」ですね。
音が半音違うだけですが、世界観が全く変わる感覚を覚えて下さいね。
因みに
「マイナーメジャーセブン」の「マイナー」は「b3」、「メジャー」は「7」の事を表してます。
コードは沢山の種類があるので、覚えるとき最初は途方にくれるかもしれません。
だけど、ある程度コードの勉強をすれば、覚え方のコツが分かってとても気が楽になると思います。
コードネームが数字を表してくれている事がかなり多いからです。
数字で覚えましょう!
m△7コードは大きく2つの使われ方をします。
①刺激的なサウンドを表現したい
フレーズや、曲の最後にこのコードを演奏すると、とても緊張感のある雰囲気で流れを終えることができます。
ex.
Bm7b5→E7→Am△7
②滑らかな和声を表現したい時
同じコードが続く時にコードのある音を連続的に変化させて滑らかなサウンドを作ることがあります。
その流れの中で登場してきます。
ex.
Am→Am△7→Am7→Am6
①は和音の響きを表現する手法
②は和音の流れを表現する手法
とも言えます。
響きと流れのどちらともをバランス良く表現することが、音楽には大切なことです。
〜コードインバージョン(転回形)に挑戦しよう🎵中・上級者に贈るコード理論〜
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